中国内モンゴル自治区 炭鉱事故で50人以上が不明 

2023年2月24日 

中国の内モンゴル自治区西部にある露天掘り炭鉱で、2月22日に広範囲にわたる崩落が起きた。作業中の50人以上が行方不明になり、同日夜までに2人の死亡が確認されたと地元メディアが報じた。

崩落事故を報じる地元メディア

現場には救助隊200人以上が入り、現在も救助活動が続いている。しかし、斜面が雪崩のように崩落する映像が流れ、重機が土砂にのみ込まれる様子も報じられている。不明になっている作業員の多くは、重機の運転手だという証言もある。

この炭鉱は、内モンゴル自治区のウランクブ市にある炭鉱で、露天掘りによる炭鉱である。中国は、世界で最も多くの炭鉱事故が発生する国の一つであり、炭鉱の安全性については長年にわたって問題が指摘されている。