チトワン国立公園の収入が急増

チトワン国立公園は、2024年の会計年度前半の6か月間で約1億4,000万ルピーの収入を訪問者から得たことが明らかになりました。この期間に訪れた観光客は合計148,000人に上り、国内の保護地域の中で特に人気が高い場所となっています。

国立公園局のデータによれば、チトワン国立公園を訪れたネパール人観光客の数は90,114人と、外国人観光客数を上回りました。この国立公園は、トラやインドサイ、ガリアルなどの多様な野生動物が生息していることで有名で、多くの観光客がその豊かな生態系を楽しむために訪れています。

チトワン国立公園の情報担当者ガネーシュ・プラサド・ティワリ氏は、観光客の増加が収入増に寄与していると述べ、ネパール国内外からの訪問者の期待に応えるために、さらなる保護とサービスの向上を目指していると語りました。

今後、チトワン国立公園では多様な動物を間近で観察できるツアーの充実や、宿泊施設の拡充も予定されています。特に日本を含む海外からの観光客の増加が見込まれ、ネパールの自然の美しさを多くの人に楽しんでもらうための準備が進められています。