2025年7月8日
日本時間7日午後0時10分ごろ、インドネシア東ヌサトゥンガラ州にある**レウォトビ・ラキラキ山(標高1584メートル)で大規模な噴火が発生しました。**インドネシア火山地質災害対策局によると、噴煙は上空約1万8千メートルにまで達した模様です。

この噴火を受け、日本の気象庁は、気圧波による津波発生の可能性を考慮し、動向を注視していました。もし津波が発生した場合、沖縄県には早ければ午後3時半ごろに到達するとの予想も示されていましたが、午後9時半には「日本への津波の影響はない」と発表し、懸念は払拭されました。
インドネシア当局は、レウォトビ・ラキラキ山の火口から6キロ以内への立ち入りを禁じています。同山は昨年11月にも大規模噴火を起こし、9人の死者を出したほか、今年6月にも噴火が観測されていました。今回の噴火による詳細な被害状況は、現在のところ明らかになっていません。
